クリスマスリースの次に1年生の基礎作業学で作る作品は
来年のカレンダーです。
季節感のあるデザインで、ちぎり絵と折り紙を取り入れた作品
というルールを決めて、みんなで作り始めました。
カレンダー作りは、特に高齢者の方(認知症含む)の見当識に
働きかけることができます。
見当識とは、季節や日時などの見当(時間の見当識)や
今居る場所がどこかの見当(場所の見当識)や
相手が誰なのかの見当(人物の見当識)をつけるなど、
周囲の状況を正しく認識する能力のことです。
認知症の方は、この見当識が障害されることで、
様々な症状を引き起こす場合があります。
このように、カレンダー作りが季節や年月日を考えながらの
時間の見当識に有効な作業のため、作業療法にも用いられています。
これは、現在の2年生が昨年作成したカレンダーです。
毎年このように、学生が作成したカレンダーを1年間
手工芸教室に飾っています。
一般の方にもオープンキャンパスの施設見学の際に見て頂けます。
この「カレンダー作り♪」が年内最後のブログとなりました。
今年、スマイルブログを見て下さった皆様。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
来年もまた、本学院の講義や行事の様子、作業療法のことなど
楽しくお伝えしていこうと思います♪
皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
投稿者:kino