〔授業の目的・ねらい〕・医学の基礎である人体構造を理解する。・人体各部を実際に自らの手で解剖することによって、その構造を立体的に、理解する。・特にリハビリテーション医学で重要な骨、関節、骨格筋とその支配神経を重点的に観 察する。・筋の収縮により骨格にどのような力が加わるか?関節はどのように動くのか?等の疑 問を持ちながら積極的に実習をする。・各臓器の位置関係と機能を理解する。・解剖実習:解剖学Ⅰ~Ⅱで学んだ項目を実際の御遺体で確認し肉眼レベルでの 解剖知識の向上をはかる。 御遺体に対して敬意の念を持つこと。〔授業概要〕1回 黙祷、実習オリエンテーション;皮膚の切開と皮下組織の除去2回 黙礼;体幹と四肢の前面・浅層の解剖(示説と各自の部出・観察)3回 黙礼;体幹と四肢の前面・深層の解剖、筋と神経を中心として4回 黙礼;体幹と四肢の後面(背面)の解剖、筋と神経を中心として5回 黙礼;四肢の関節と胸部・腹部の内臓(示説標本を含む)の解剖6回 黙礼;関節と内臓の解剖、脳などの示説標本の観察;黙祷と献花〔教科書〕人体系統解剖学 吉川文雄/著 (南山堂)新版 からだの地図帳 佐藤達夫/監修 (講談社)〔参考書〕プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系 坂井・松村 監訳(医学書院)人体解剖カラーアトラス 佐藤達夫 訳 (南江堂)献体 坂井建雄 著 (技術評論社)〔その他〕 配布資料、実習室のPCにて資料を提示〔成績評価の方法〕レポート、出席 (実習態度を考慮する)科 目 名解剖学実習学 科 名理学・作業必 修 科 目区分・授業方法専門基礎 ・ 実習単 位 数担当講師小林 直人他学年・学期1年生 前期118
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