愛媛十全医療学院 令和4年度 授業要綱
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〔授業の目的・ねらい〕予防医学及び治療医学に続く、第三の医学と云われる「リハビリテーション医学」とは先天的に 又は後天的に障害をもった人達を元の生活に復帰させることが目標ではなく、その人達が「新しい人生を建設」することを目標とする医学であると学生の心に銘記させることから始める。〔授業概要〕*はじめに、医学概論について1時間程度講義をする。  1.リハビリテーションの概念・理念・定義  2.人間らしく生きる権利の回復 全人間的復権  3.ノーマライゼーション・ハビリテーションとは何か  4.健康と障害の概念と分類  5.障害へのアプローチ、チームアプローチとカンファレンス  6.障害の心理的、社会的視点  7.ヒトの発達と評価(特に小児)  8.リハビリテーション過程  9.医療とリハビリテーション、専門職種の役割 10.チームアプローチ 11.地域リハビリテーション 12.高齢者・健康対策と少子対策 13.医療・福祉制度 14.医療法・福祉関係法規 15.レポート課題〔教科書〕リハビリテーション概論 改訂第4版  上好昭孝/田島文博 編著 (永井書店)〔参考書〕医学概論    系統看護学講座   日野原重明著   (医学書院)目でみるリハビリテーション医学  上田敏著    (東京大学出版会)人体の構造と機能   ト-トラ著 桑木共之ら監訳    (丸善株式会社)〔その他〕絵でみる脳と神経 馬場元毅著  (医学書院)病気がみえる vol.7 脳・神経 医療情報科学研究所編 (メディックメディア)〔成績評価の方法〕レポート提出による評価科 目 名リハビリテーション概論学 科 名理学・作業必 修 科 目区分・授業方法専門 基礎・ 講義単 位 数担当講師松田 芳郎学年・学期1年生 前期144

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