〔授業の目的・ねらい〕 物理療法は、「電気・温熱・水・光線・力など物理的エネルギーを生体に応用することによって、その機能の活性化と恒常性の維持、改善などを図ること」と定義されている。物理療法学ではこれらの作用機序、物理的刺激に対する生体の反応を学習し、それぞれの適応と禁忌について学習する。また実際に各種機器および用具を使用し、体験することにより使用方法ならびにその特性について理解を深める。〔授業概要〕〔教科書〕 物理療法 千住秀明 監修 (神陵文庫)〔参考書〕〔その他〕 随時資料を配布し、機器を使った実技を積極的に行います。〔成績評価の方法〕中間筆記試験、期末筆記試験、出席状況 、レポート学 科 名理学療法学科区分・授業方法専門 ・ 講義・演習科 目 名物理療法学必 修 科 目単 位 数4担当講師内田 勝之学年・学期2年生 前・後期実務経験有無実務経験内容有理学療法士として5年以上の実務経験物理療法認定理学療法士1つ1つの機器を使って体験学習を行う【前期】 1.物理療法の定義・歴史2~4.物理療法に必要な基本原則 5.痛みについて6,7.温熱療法(ホットパック、パラフィン)8,9.寒冷療法 (コールドパック、アイスマッサージ、冷浴、 アイスバッグ、スプレー冷却法、極低温療法)10,11.光線療法 (赤外線、紫外線、レーザー光線) 12.前期試験【後期】1,2.水治療法 (渦流浴、泡沫浴、交代浴、ハバードタンク、 温水プール浴)3~5.高周波療法 (超短波、極超短波、超音波)6,7.電気療法(低周波療法、電気診断)8,9.牽引療法(頸椎、腰椎)10,11.バイオフィードバッグ療法 12.後期試験68
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