愛媛十全医療学院平成30年度授業要綱
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-60-学科名理学療法学科必修科目科目名義肢学区分専門分野単位数担当者講師佐伯秀幸学年・学期2年生後期2〔授業の目的・ねらい〕義肢とは然るべき理由で、肢節を切断し、その肢節の機能及び外観を補うための装置として使用されるものである。近年、医学の発達により、対象者の高齢化や肢節温存による手術手技の向上、さらには義肢の材質・形状・構造も著しく進歩してきている。そういった、義肢を取り巻く外環境は整備されてきているが、その恩恵を対象者が十分受けるためには、適切な処方と選択が必要不可欠である。われわれ理学療法士が義肢の領域で担うのは、個々の対象者を慎重に評価し、対象者に適切な義肢を選択し、その義肢を対象者が十分に活用できるように身体的・精神的な環境を整えることである。以上の点を踏まえて、義足を中心にその適応とリハビリテーションについての基礎知識を教授する。〔授業概要〕⑦大腿義足(1)①総論(定義、歴史、目的)大腿義足(2)②義肢処方の流れ⑧下腿義足(1)下腿義足(2)③切断(1)(切断者の現状、切断・離断の部位、切断部位の選択)切断(2)(切断手技、上肢切断の機能的特徴、下肢切断の機能的特徴)⑨股義足(その他の義足)④切断者に対するリハビリテーション⑩義手⑤義肢に必要な運動学⑪電動義手⑥義足(分類・構造・継手・足部)⑫試験〔教科書〕義肢装具のチェックポイント日本整形外科学会監修(医学書院)切断と義肢澤村誠志著(医歯薬出版)〔参考書〕〔その他〕〔成績評価の方法〕試験、出席状況、授業態度を総合的に評価する
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