愛媛十全医療学院平成30年度授業要綱
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-81-学科名作業療法学科必修科目科目名作業療法評価学Ⅱ区分専門分野単位数担当者講師大西・木下・安永学年・学期2年生前・後期2〔授業の目的・ねらい〕身体障害・精神障害などの対象者に適した治療プランを立案し、治療効果を判定するためには評価が必要になる。臨床実習では症例を担当し、訓練しなければならない。そこで、必要となる身体障害系の評価を学ぶ。授業目標は、作業療法における評価の目的を理解し、基本的な評価手法を学び、その実技が正確にできるようになることである。また、評価結果を初期評価レポートにまとめる基本知識を学ぶ。疾患と時期に応じた評価目標の設定をし、それに応じた検査項目を選ぶ基本的考え方を理解する。評価では時期に応じた具体的で肯定的な言葉をもちいた目標設定が、最も重要であり、対象者中心の援助目標を決める基本を学ぶ。〔授業概要〕1.評価全般の考え方、目的・意義、MMT・ROMの具体的評価から分かること(アセスメント)2.評価の手順、「信頼性・妥当性・実用性」、「正常範囲と標準偏差(身体・精神障害)」、「検査・測定」の違い、尺度の種類、形態測定13.形態測定2、脈のとり方・血圧側定など4.感覚検査15.感覚検査26.反射検査1(反射の定義、腱反射)7.反射検査2(病的反射、表在反射)8.筋緊張検査9.片麻痺機能検査10.上肢機能検査11.バイタル、運動負荷、エンドポイントと関連すること12.動作分析13.観察面接14.ADLテスト1(動作分析も含む)15.ADLテスト2(動作分析も含む)16.ICFと検査の分類分け、構音障害、嚥下障害17.目標設定、(問題点)、主観・客観18.記録報告、報告・連絡・相談19.姿勢反射120.姿勢反射2、バランス(坐位・立位)評価21.協調性検査22.後期総括、QOL、興味チェックリスト〔教科書〕標準作業療法学作業療法評価学(医学書院)作業療法技術ガイド(文光堂)〔参考書〕測定と評価(医歯薬出版)ベッドサイドの神経の診かた(南山堂)〔その他〕随時資料配付〔成績評価の方法〕実技試験、筆記試験、出席状況、取り組み姿勢
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