愛媛十全医療学院平成31年度授業要綱
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-16-学科名理学・作業必修科目科目名解剖学Ⅱ区分専門基礎分野単位数担当者講師小林直人学年・学期1年生前期2〔授業の目的・ねらい〕・医学の基礎である人体構造を理解する。・人体が器官系に分けられることを理解する。・解剖実習の前に基本的な人体の構造について学び、各臓器の機能を理解する。・後学期には神経解剖学を概観し、伝導路の解剖から傷害までを幅広く理解する。〔授業概要〕・イントロダクション(解剖とは、篤志献体と白菊会について)・感覚器:1回(眼と耳を中心に)・循環器:1回(心臓、心臓の弁、冠動脈;大血管、動脈、静脈、毛細血管)・呼吸器:1回(肺、喉頭、気管、気管支;嚥下と誤嚥、呼吸の仕組み)・消化器:1回(口腔、咽頭、食道、胃、腸(肛門を含む)、肝、胆、膵、胆道;門脈)・泌尿生殖器:1回(腎、尿管、膀胱、尿道;失禁、排尿の仕組み;卵巣、卵管、子宮、腟;精巣、精管、前立腺)・内分泌系と免疫系:1回(脳下垂体、甲状腺、副腎、性腺;免疫とは?、リンパ球)・細胞学:1回(細胞とは?、細胞小器官、四大組織)・組織学:2回神経組織(ニューロン、グリア;髄鞘、血液脳関門)筋組織(骨格筋、心筋;横紋筋、平滑筋;サルコメア)・神経解剖学:5回脳と脊髄、脳神経と脊髄神経、伝導路中枢と末梢の神経解剖と疾患〔教科書〕新版からだの地図帳監修/佐藤達夫(講談社)〔参考書〕人体解剖カラーアトラス佐藤達夫訳(南江堂)病気の地図帳監修/山口和克(講談社)からだの百科事典坂井ら編(朝倉書店)献体坂井建雄著(技術評論社)〔その他〕配付資料〔成績評価の方法〕筆記試験を7月と11月に行う(予定)7月中に行う筆記試験に合格することが、解剖実習を履修する条件となる。
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